特殊詐欺とは?
特殊詐欺とは、犯人が電話やハガキ(封書)等で親族や公共機関の職員等を名乗って被害者を信じ込ませ、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、医療費の還付金が受け取れるなどと言ってATMを操作させ、犯人の口座に送金させる犯罪(現金等を脅し取る恐喝や、隙を見てキャッシュカード等をすり替えて盗み取る詐欺・窃盗を含む)のことです。
詐欺の手口、気をつけて!
特殊詐欺の手口は、巧妙かつ狡猾です。家族や警察を名乗る電話は、詐欺かもしれません。「私は大丈夫」と思っていても、特殊詐欺は誰もが騙される可能性があります。
新しい手口のオレオレ詐欺
以前からある、息子を装うなどして「○○でお金が必要」というオレオレ詐欺も、今は振り込ませない手口になっています。現金やキャッシュカードなどを自宅に取りに来たり、現金を郵送や宅配を利用させて受け取ったりします。
キャッシュカードを預かるという詐欺
警察官に装った者がきて、「あなたの口座が事件に関係しているので預かります」や銀行職員に装った者がきて、「新しいカードに変更となりますのでカード預かります」などは、まず詐欺を疑いましょう。
ギャンブル必勝法を利用した詐欺
パチンコや競馬で勝つ方法を教えるとして、「会員登録」、「配当金の何%を前払い」などを持ち掛けてきます。しかし、これは、でたらめの必勝法でそのまま持ち逃げされます。
異性との出会いを利用した詐欺
異性と必ず会える、デートしただけでお金がもらえるなどとして、「会員登録」「有料メールのやりとり」などをさせます。しかし、サイトが用意したサクラが来て騙されることになります。
役所や裁判所を利用した詐欺
裁判所から「裁判を起こされている」などのメールや、役所から「○○手続きが必要」といったメールによって、お金を支払うように持ち掛けてくる詐欺です。
巧妙な手口の詐欺には気をつけましょう!
- マイナンバー制度に便乗した手口
- 年金や給付金などを口実にした手口
- クレジットカードの現金化を進める業者
- 震災等に便乗した手口
- 新型コロナウィルスに関連した手口
このような電話では、まずは詐欺を疑いましょう。最近では、手口がかなり巧妙化してきてるので、電話でのお金の相談はまずは『詐欺』と疑った方が賢明です。